同じモデルを2本以上持っている人へ、ラケットカスタマイズの勧め
ラケットスペックには重量(g)、バランス(cm)、それからスィングウエイト(㎏/㎝2)があります。メーカーカタログには、重量、バランスは明記されていますが、大量に生産される中である程度の個体差が生まれます。ひどいものになると5~10g近くバラツキがあったりします。また最も重要なのが、スィングウエイト(ラケットを振った時に感じる重さ、慣性モーメント)です。カタログには記載されないスペックですので、テニス専門店で取り扱っているスィングウエイト測定器で計測しないとわかりません。スィングウエイトはラケットの挙動に影響しますので、2本同モデルのラケットでスペックが違っていたら、同じ技術(感覚)で振っても、ボールコントロールに差が出てしまいます。ボールが浅い、深い、軌道が上がらない、サイドに切れる、遅れるなど数グラムの差が結果に影響してしまいます。プロテニス選手は一度に何本(6~9本くらい)もラケットを準備しますが、そのすべてを同じパーソナルスペックにカスタマイズしています。2本持っている人で、この1本は使いやすいけど、もう1本は使いにくいと感じることがありませんか?これはスペックに差があるからです。これでは試合中にストリングが切れてラケット交換したときなどには、正しい技術を持っていても結果に影響してしまいますね。なので、同じラケットでも2本以上持っている方は、同スペックにカスタマイズしておくことが、最善です!
ラケットカスタマイズの方法ですが、具体的にはフレームに鉛のリードテープを張り付けたり、グリップ部分に重りテープを張り付け、場合によってはグリップ内部にシリコンを挿入したりします。(気を付けたいのは、ラケットを改造したという事で、メーカー保証の対象外になってしまいますが、、、)基本足し算になりますので、今のラケットを軽くしたいという事はできません。ただ重量配分によって、バランスの位置を変え、トップライトにすることは可能です。「スィングウエイトを上げてボールに負けないようにしたい」「バランスの位置を変えてボールコントロールをよくしたい」「ヘッドスピードを上げてスピン量を増やしたい」など、1本しかラケットを持っていない方でも、自分の技術レベルに見合ったパーソナルスペックを探し求めていくのも、テニスライフを楽しむ一つの要素だと思いますので、ラケットカスタマイズに興味のある方は、知識を持った専門店にご相談いただくのがいいと思います。
同じモデルを2本以上持っている人へ、ラケットカスタマイズの勧め
